セクション別解説:IELTS Writing(ライティング)Section
IELTSのライティングセクションは、
Task1、Task2と全く異なった対策が必要です。
IELTS(アイエルツ)ライティング試験内容:
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上記のように試験では各問題に最低150字〜250字自分で考え等を論述しなければならないので、正確なライティングスキルだけでなく、制限時間内で一定の文字数を書く練習が必要です。
また、論述した文字数が規定文字分量を下回った場合、どんなに論理的な文章を書いたとしてもテスコスコアで大幅にスコアダウンを受ける事になるので文字数には細心の注意が必要になります。
課題のひとつめは、グラフや図などで与えられた情報を整理し、文章にまとめるというものです。 そして2つめは、与えられたテーマに対して意見を述べ論証していくタイプになります。ここでは、試験官や先生に提出するような、短いエッセーや一般的な報告書の形式の文章に仕上げる問題になります。
また、ひとつめは20分をめやすに150語以上の文章を、2つめは40分くらいの間に250語以上の文章を作成する必要があることも非常に重要です。
ライティングトピックの内容について
■Task1(タスク1):
TASK1は約20分で与えられたデータ、グラフなどを読み取り、150語以上の文章を書くという大学の講義のレポート形式になります。留学後に様々なテキストや文献を読むうえでグラフやチャート、図形などを正しく把握しレポートにまとめる作業は必要不可欠になります。そのスキルを試されているテストになります。
またここで重要なことはTOEFLのライティングと違い主観(自分の意見や思いといったもの)をTask1のエッセイには入れてはいけないということです。あくまで与えられたグラフやチャートなどの情報を正確にレポートにまとめるか、というスキルが試されています。
Task1 Topic Example:
The Table below shows the sales made by a coffee shop in an office building
n a typical weekday. Summarize the information by selecting and reporting
the main feature, and make comparisons where relevant
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■Task2(タスク2):
TASK2では、与えられたトピックについて、250語以上で文章を書かなければなりません。トピックについて自分なりの意見を書かなければならないため、英語の能力だけでなく、テーマについて深く考える能力が必要になります。
これはTOEFLのライティングセクションIndependent Taskに似たテストになり、書き手の主観で考えエッセイを完成させなければなりません。テーマはアカデミックなものに限らず様々なものが出願されます。
例えば「旅行に行く際都市部やいいか田舎部がいいか、またその理由を述べよ」、「近年では個人の車を所有する者が増えているが、それに対する問題点を述べよ」といった具合に日常会話で出てくるようなトピックが出題されます。
このエッセイは主観でエッセイを組み立てるわけですが、ただ思ったことを記述すればいいかというとそうではなく、アカデミックな場で提出できるようしっかりとした構成が必要になります。
Task2 Topic Example:
Write about the following topic.
By punishing murderers with the death penalty, society is also guilty
of committing murder. Therefore, life in prison is a better punishment
for murders.
To what extent do you agree or disagree with this statement?
Give reasons for your answer and include any relevant examples from your
own knowledge or experience.
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